ここまで心踊らされるカメラは一体どれくらいあるのだとろうか?
今日2月5日にオリンパスから発表になった、OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIは、ここ数年の動画一眼のデファクトスタンダードになる。
これはパナソニックがGH2からマイクロフォーサーズの動画一眼を牽引し、GH3、GH4と不満点を改良してきたのを一瞬で飛び越える可能性があるからだ。
詳しくは、ここに長ったらしい説明で色んな新技術が掲載されている。
で問題はここ。
「OM-D E-M5 Mark II」は、一眼レフの高画質と撮影スタイル、世界初※2の5軸手ぶれ補正を小型軽量ボディーに凝縮し、”ファインダーから目を離すことなく作画に没頭できるカメラ”として新しいミラーレス一眼の世界を切り開いた「OM-D E-M5」の後継機です。シャッタースピード5段分に進化した強力なボディー内手ぶれ補正機構と、防塵防滴・小型軽量のボディーとレンズシステムによる高い機動性が、あらゆる環境で一眼トップクラスの高画質スチル/ムービーの手持ち撮影を可能にします。
あと、これ。
3. シネマ品質の動画を手持ち撮影できる”OM-D MOVIE”
“OM-D MOVIE” はシネマ品質の動画を手持ちで撮ることができるOM-Dの特長です。強力なボディー内5軸手ぶれ補正機構と、小型軽量のボディーとレンズシステムにより、三脚無しで安定した動画シーンを撮影したり、アクティブなカメラワークでよりドラマチックなシーンを撮影したり、被写体に威圧感を与えることなく自然な表情を切り撮ったりと動画撮影の可能性を広げます。1)一眼トップクラスのムービー性能
60pの高フレームレート、50Mbpsの高ビットレートに対応※4。ムービー用のAFとAE制御を刷新し、高解像かつ滑らかな高画質フルHDムービーを実現しました。OM-D E- M5 Mark IIのボディー内5軸手ぶれ補正は、撮像センサーを磁力によって浮かせ、常時補正するVCM方式なので、ムービー用の三脚やミニジブ、スライダーといった専用機材がなければ難しかった滑らかな映像表現も、手持ち撮影が可能です。画質の解像感と滑らかさ、AF性能、AE性能、手ぶれ補正性能のすべてにおいて、一眼トップクラスのムービー性能を実現しました。
そんなに自信があるんだな〜、どれどれって思った人は、ゴメンナサイのご準備を。
まぁ四の五の言わずにこれ見れくれ。
え?やばくない?
OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIやばくない?
分かる人には分かると思うが、これ手持ちですw
すげーよ。すげーよオリンパス。
4Kは撮れないみたいだけど、そっち系にはお構いなし。
一眼レフで動画を撮るときの二大不満、手振れ、オートフォーカスにシッカリ応えている。
一眼レフの動画は手振れ補正があまり効かないから、三脚は絶対必要、動体を追いかけるなら、3軸ブラシレスジンバルにフォーカスアシスト、リグを組まないとまともに撮れないが当たり前の世界から一気に敷居を下げちゃったんじゃないの?世界変えちゃう?みたいなカメラだと思います。
このプロモーションビデオのメイキングあるんだけどみちゃう?
もうね。神。神だよ。
リグもない、ジンバルもない。全部手持ち。
どうなっているの?と思ったらちゃんと紹介ビデオがあるの。

このVCN駆動式手振れ補正、ようはセンサーがマグネットに挟まれ、それをボイスコイルという一種のリニアモーターで制御するという仕組み。
凄い凄すぎる。これってつまりセンサーはマグネットとコイルが産みだす磁気で浮遊している状態ってことだよね?
しかもセンサー側の補正だから全てのレンズが手振れ補正が効くわけで、パナソニックのレンズ側の手振れ補正がどうしようもない回転ぶれにも補正が効いちゃうわけ。
空間光学手ブレ補正が出た時もビックリしたけど、これにはもっとビックリだわ。
空間光学手ブレ補正はユニット自体が動くから三脚を使うとどうしても戻りが発生してしまう。が、これはユニットが浮いているわけではないから戻りはない。
オートフォーカスもマイクロフォーサーズとは思えない速さ。
え?デュアルピクセルAF?なにそれ?食べれる?
動画の記録方式がALL-Intraに対応でビットレートが約77Mbps撮れることや、IPBだけど60PのFullHD撮れるとか、HDMIモニタリングスル−出力とか、ピーキングとか今までパナソニックには当たり前になっている機能が、ようやく搭載されたわけでもう欠点なんてないんじゃないの?
どこに欠点があるわけ?
探したら・・・ありました。
おい!