とらぶるとらべらーず

小型軽量ながらXAVC Long GOPで撮影できるXDCAM PXW-X70が登場

カメラって何であんなに重いのでしょ?

テレビ局が取材に使うビデオというのは、ENGカメラといって、肩に載せるタイプのやつです。

HDW-650

お値段も4,700,000円+税で、車ならSUBARUのWRX STI Type Sくらい(笑)

それもそのハズ。大きな光学レンズは精度を要求されますし、部品も頑丈で壊れないように大きくなっているのです。

では、私みたいな個人の映像ディレクターが、これ持って撮影するかって言うと、そんなことはありません。

機材が馬鹿高いということは置いといて、今は一般向けビデオカメラでも放送用カメラに匹敵する性能を持っているからです。

例えば、SONYのFDR-AX100なんかは一般向けビデオカメラで世界初の4kが撮影できますし、フォーマットもMP4ですが、XAVC Sで50Mbps、4:2:0、8ビットの撮影ができるのです。
このレベルのビットレートであれば、「放送されている地上波」より高画質ですし、Youtubeでは、ビットレートが圧縮されてしまうぐらいです。

普通に使うのであれば、これぐらいの映像で十分なわけです。お値段も16万円程度ですから、ちょっと高いけど買えないわけでもない値段です。

このSONYのDR-AX100の兄弟機種ともいうべきカメラが、PXW-X70で、2014年9月に発売予定です。
ax100
こちらがAX100

PXW-X70-1
こちらがX70

見た目はほとんど一緒で、上部マルチインターフェースシュー(MI)にXLRハンドルユニットがついています。
光学系やセンサーは多分AX100と同じでしょう。あとは、プロ用の変更点として、2枚のSDカードに同時記録やリレー記録できるようになったことや、3G-SGIでスイッチャーを通して映像が配信できること、フォーマットがXAVC Long GOP MXFで50Mbps 4:2:2、10ビット撮影できるようになったことです。
ここはさずがXDCAMですね。放送用の標準フォーマットで局でも使える仕様になっています。

最初の話題に戻りますが、テレビ局が使うカメラは大きくて持ち運びが不便です。
けれどもこのX-70は本体で1.4kgです。制作会社が持っているZ5jやNX5J、最近ではNX3など2kg台のカメラより軽い。
ディレクターが持って取材するカメラや、芸人が突撃レポートするには十分なカメラなわけです。

マルチで使えて放送でも耐えられる小さなカメラというのは、あまりなかったのですが、今度はこのPXW-X70が主役になりそうです。
A1Jの代わりにDカメとして普及しそうです(笑)

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