空間光学手ブレ補正搭載の4kカメラFDR-AX33が発表!

sony

ソニーは、米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間2015年1月6日(火)より開催される「2015 International CES」にて空間光学手ブレ補正搭載の4kカメラFDR-AX33を発表しました。
FDR-AX33

ソニーによると

4K※8ハンディカム『FDR-AX33』は、現行機比※3で体積約30%、質量約20%減の小型・軽量化を実現。広角から望遠までの全範囲でブレを抑える空間光学手ブレ補正機能を4Kハンディカムとして初搭載し、ブレを抑えた4K高画質撮影を実現します。
※3現行機『FDR-AX100』との比較

現在も発売されているFDR-AX100は1インチセンサーにF2.8スタートの大型レンズでハンディカムとして高画質が取れる人気モデルですが、この機種を3割も小さくしてきたことになります。

詳しいスペックはまだ入手できていませんが、どうやら10倍のズームレンズにF1.8スタートのレンズでセンサーサイズは1/2.3とのことです。
写真を見ると分かりますが、FDR-AX100はシーソー式のズームボタンですし、NDフィルターや1枚のフォーカスorズームリングがあります。
ax100

ところが、FDR-AX33を見る限りでは、NDフィルターやアイリスなどのボタンは省かれており、家庭用のハンディカムと同じに見えます。
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このことからFDR-AX33はFDR-AX100を完全に置き換えるものではなく、空間光学手ブレ補正が搭載されたHDR-PJ800との中間の商品になりそうです。

記録部分は4kで30fps Sony’s XAVC Sのフォーマットで100Mbpsで記録できます。
1080Pの60fpsでは、XAVC Sで50Mbpsの記録に対応しています。

レンズユニットは4kが撮影できる初の空間光学手ブレ補正を搭載し、歩きながらでの撮影やズーム使用時に安定した撮影が可能となっています。

空間光学手ブレ補正のハンディカムも私も使っていますが、凄く便利です。三脚も持ち歩かなくても安定した絵がとれるのでロケハンに最高に使えます。
また運動会など三脚が禁止されている所でも威力を発揮するハズです。

価格は1000ドルということで現行のFDR-AX100の半額ですね。FDR-AX100は民生用の最上級ですが、FDR-AX33は家庭用ハンディカムの最上級の位置づけになるのでしょうか。
新しい情報が入り次第更新したいと思います。

※早速FirstLookがありました!


この動画で新たに判明したこと
・広角端は26.8mmスタート
・レンズの周りのリングはフォーカスリングとして使える
・Wi-FiとNFC

他にも何かあれば教えてください(笑)

再追記
http://m.store.sony.com/products/27-FDRAX33~B
詳しいスペックが記載されているのをjienさんに教えて頂きました!
ありがとうございます!

これによると、NDフィルターボタンはなくても内蔵のNDフィルターは選べるようです。
ND Filter : OFF, 1/4, 1/16, 1/64

また、レンズは広角端を26.8とお伝えしましたが、それは静止画の16:9のときで動画では29.8mmスタートになるようです。
Focal Length (35mm equivalent) : Movie: f=1 3/16 – 11 3/4 inch (f=29.8-298.0mm) (16:9) Photo: (f=1 1/16 – 10 5/8 inch (16:9), f=1 5/16 – 13 inch (4:3) (f=26.8-268.0mm(16:9), f=32.8-328.0mm (4:3))

あと気になる点としては、最小焦点距離が広角端で1cm、テレ端で80cmとなっています。

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