突然の大雨!ゲリラ豪雨から身を守る7つの方法

ライフハック

こんにちは、つじぼう(@ahina)です。

さっきまで晴れていたのに、突然の大雨。
傘も役に立たないほどの大粒の雨に打たれてビショビショになったことはありませんか?
これは、発達した積乱雲が突発的で局地的に雨を降らせることから予想が困難という例えで『ゲリラ豪雨』と言われています。

そんな予測不可能と言われているゲリラ豪雨から、身を守る方法をご紹介します。

天気予報をチェックする

ゲリラ豪雨は予想が難しいと言われていますが、天気予報からゲリラ豪雨があるかどうか読み解くことが可能です。
例えば、朝の天気予報で『きょうは大気の状態が不安定で・・・』と聞こえたら、ゲリラ豪雨の発生の可能性大です。

大気の状態が不安定とは、大気の上空が冷たく地面付近が温かいという状態です。
空気は温かいほど密度が軽く上昇します。
冷たい空気は密度が重いので下降します。

こうなると、大気が循環し雲が発生しやすい環境になるのです。
この状態が大気の状態が不安定ということです。

なので、テレビから『大気の状態が不安定で・・・』と聞こえたら傘を持っていきましょう。

今は、スマホで天気予報が見れますから、一日一回は見る癖をつけるとよいでしょう。
ウェザーニュースタッチゲリラ雷雨Ch.

オススメの天気予報アプリ
ウェザーニュース タッチ – Weathernews Inc.
そら案内 – feedtailor Inc.

 

X-bandレーダーを見よう

最初の天気予報を確認しようと若干カブりますが、天気予報とは未来を予測しているのに対し、X-bandレーダーは現在の雨雲の実況です。
気象庁が設置している気象レーダーより解像度が高く、より正確な雨雲の規模や発達度が分かります。
現状の雨雲を把握することで、ある程度の予測ができます。
X-bandレーダー
XバンドMPレーダ – NextBusinessSystem Co., Ltd.
Xバンド雨量 – skgware

 

 

観天望気をしよう

観天望気とは、、自然現象や生物の行動の様子などから天気を予想することです。
むかしから言い伝えらている「夕焼けの次の日は晴れ」や「飛行機雲がなかなか消えないと雨」など身の回りから天気を予想することができます。
突然のゲリラ豪雨は、明日の天気を予想するよりわかりやすいです。
なぜなら、ゲリラ豪雨には、明確な兆候があるからです。
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photo credit: BringStorms via photopin cc

1入道雲(積乱雲)が発生している。
2今まで暑かったのに、寒い風が突然吹いた。
3あたりがいきなり暗くなった。遠くで雷の音が聞こえる。

外にいれば1の段階で気づきますが、部屋やオフィスなら3になってようやく気づくレベルだと思います。
しかし3の状態はすぐにでも雨が降ってくるので、この状態になったら外出を控えましょう。

 

Twitterで気象災害情報系アカウントをフォローしよう

災害発生時のライフラインと注目されているのは、やはりTwitterでしょう。
リアルタイムで情報を取得できる他、バルス砲にも耐えられるサーバーは滅多に落ちることはありません。
できれば、Twitterの別アカウントを作って情報系だけフォローしときましょう。
https://twitter.com/who_to_follow/lifeline

またGoogleが提供するGoogle災害情報を使うと、現在発生している注意報、警報など確認できます。
http://google.org/publicalerts

さて、ここまで雨が降る前の行動でしたが、ゲリラ豪雨が発生してしまったとき、どのようにすればいいのか考えていきましょう。

 

※川のそばは絶対に近づかない。

洪水
photo credit: dachalan via photopin cc

これ鉄則です。川は周囲より低い所を流れており、ゲリラ豪雨が発生した場合、川が氾濫してしまう危険性があります。
ですので、突然のゲリラ豪雨が発生したとき川のそばにいたなら全力で非難してください。

 

※外出中はコンビニ、銀行、公民館、車などに非難

雷
photo credit: thefost via photopin cc

ゲリラ豪雨のもうひとつの恐怖は雷です。
毎年、雷による死者も出ています。

雷鳴が遠くで聞こえたら、約50km離れていると言われますが、雨雲の移動速度と、次々に発生する積乱雲次第では1時間も経たずにゲリラ豪雨になることもあります。
雷鳴が聞こえたら即避難と思ってください。

もし、雷が近づいている場合もコンクリート製の頑丈な建物や車に非難してください。
車も有効な避難先です。
車は雷に打たれても地面にアースされますので中で感電することはありません。

車の運転中に遭遇した場合は、豪雨で数メートル先が見えなくることもあります。
その場合は、アンダーパスなど浸水しやすい場所を通るのは避け、車道脇に停車しましょう。
車のタイヤの高さ以上に水面があると、動けなくなる可能性があります。

 

※竜巻にも注意する

竜巻
photo credit: Jmos® via photopin cc

大きな積乱雲は、竜巻も伴う可能性があります。
激しい突風をもたらす竜巻などの現象は、発現時間が短く、発現場所も極めて狭い範囲に限られ、竜巻の予測は現在の気象解析では難しいとされています。
ただ、竜巻が発生しやすい状況になると気象庁が竜巻注意情報を発表します。
この発表があったら周囲の様子を見て注意してください。

 

まとめ

ゲリラ雷雨、ゲリラ豪雨、集中豪雨、局所的豪雨、呼び名は様々ですが、危険性は変わりありません。
気象災害が起きたときに必要なことは、正しい情報の入手と素早い判断です。
これは、日頃の災害から自分の身を守るためにはどうしたら良いか考えておくと良い訓練になるでしょう。
では。

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